主催:日本皮革技術協会
 
革・革製品に関する基礎・応用及び環境特集講演会・講習会のご案内
 
―最近の革特性を学ぶ―
―エコレザーの時代,今,必要な知識・情報を学ぶ―
 

 日本皮革技術協会 は , わが国唯一の皮革学術団体であり, 52 年間に亘り ISO , JIS ,環境ラベルなどの品質・安全性の規格・基準値設定,産学官の共同研究による環境対応革の開発,革製品苦情対策,図書出版な どに 取組み,広く情報を発信しています。

 このたび,革・革製品に関する基礎 ・応用及び環境特集(エコレザー)の 2分野を取上げ,開催することになりました のでご案内申し上げます。

 革・革製品に関する基礎・応用講習編(1日目午後)では,革の製法,種類,見方,取扱い方,苦情対策,品質管理法と問題点,最新の業界情報やその検索法などを DVD ,実物,実例,スライドで紹介しながら,革・革製品の特徴や特性をわかり易く説明します。初めて受講される方々にも理解されやすいようテキスト・革見本帳もご用意いたします。この機会に新しい革特性を見直されることをお奨めします。

 環境特集編 では, 特別環境講演会(2日目午前)として,今回,エコマークに新しく日本皮革技術協会基準( JSG )が適用され,革製かばんに認証の道が開けました。その際,大変お世話になりました先生方からエコレザーへの期待を熱く語っていただきます。 環境講習会 (2日目午後)として,革・革製品のライフサイクルにおける環境負荷削減の道筋,溶出化学物質の検査結果,製革法からみた化学物質の有害性,クロム問題,環境における革・革製品の問題点,スポーツ用革製品の環境負荷削減における定量的評価事例などを分かり易く,説明されます。

 受講対象 は,製革業,靴,袋物,家具,手袋,衣料,車,インテリア等の皮革・繊維関連企業,百貨店,通販,品質管理・試験機関,大学及び専門学校関係者,消費者相談窓口クリーニング,メンテナンス業,消費者など皮革にご興味のある方々に最適です。どなたでも参加できますので多数ご参集いただきますようご案内申し上げます。

 

@ 主 催 日本皮革技術協会 (経済産業省補助事業)
A 協 賛 社)日本皮革産業連合会,(社)日本タンナーズ協会,(財)日本皮革研究所,皮革消費科学研究会
B 開催日時 平成20年3月6日(木)〜3月7日(金)
C 参 加 費 A.革・革製品の基礎・応用講習会;3月6日(木)13:00〜17:00 参加費 3,000 円
B.特別環境講演会・環境講習会; 3月7日(金) 9:30〜17:00 参加費 5,000 円

   できるだけA.B.両編を受講されることをお勧めします。単独1編の受講も可能です。
   なお,A.編にはテキスト以外に革見本帳が付きます。
D 開催場所 東京都台東区台東区民会館(地図参照)8F第二会議室
   東京都台東区花川戸2丁目6−5 TEL 03-3843-5391
E 定 員 各130名,定員になり次第,締め切りますので添付申込書をFAXまたは郵送にてお早めにお送り下さい。
F 開催内容
(1日目) 革・革製品に関する基礎・応用講習会(A);3月6日(木)13:00〜17:0
  「革の製法,革の種類,一般的特性」 (13:00〜14:30) 90分
日本皮革技術協会  会長  杉田 正見
     革はいろいろな動物皮を用いて作られるが,動物の種類によって革の特性は大きく異な るため,原料皮の種類と特性,基本的なクロム鞣し,タンニン鞣しなどの概要,仕上げ方 法の概要を解説します。鞣し法,仕上げ法による一般的な革の分類,革の吸水性,吸放湿 性,耐熱性など一般的な特性について解説します。また,DVDによる革の製法も紹介します。
     
  「革特性から見た品質苦情の特徴と対策」 14:45〜16:15) 90分
皮革消費科学研究会 会長  中村 蔚
     革の永久変性の原因,染色堅ろう性の限界及び塗装の問題点,水分と乾燥の関係,裁断と部位,カビと臭い,苦情発生の特徴,革と特性と品質限界,苦情事例と予防,クリーニングの受入検査など事例,スライドを見ながら,革特性との関係を幅広く述べます。
     
  「革・革製品に役立つ情報と検索」 (16:15〜17:00) 45分
(社)日本皮革産業連合会 部長  宝山大喜
     皮革関連業界及び原皮・皮革製品の生産状況に関する統計情報,関税やTQ制度など貿易に関する情報,あるいは皮革に関する技術指導,相談,研修会等の情報収集と検索方法について述べます。
     
(2日目) 皮革環境特集(B);3月7日(金)9:30〜17:0
   
  @ 特別環境講演会; 9:30〜12:00
    “エコレザーに要求される化学物質の安全性と認証への道”
   
  「家庭用品に使用される化学物質による健康被害と安全対策」
〜エコレザーへの道:注目されるポイント〜  (9:30〜10:30) 60分
国立医薬品食品衛生研究所 療品部 第二室長  鹿庭 正昭
     家庭用品に使用される化学物質について,
@どのような健康被害が現実に発生しているか,また発生する可能性があるか,
A健康被害の原因製品―化学物質の関連性はどうか,
B健康被害の発生防止のために,どのような点に注目すべきか
など,皮革製品を含め,各種の家庭用品における具体例を挙げながら,概説します。
     
  「エコマーク認証によるエコレザー製品の広がりに期待」(10:40〜11:40) 60分
(財)日本環境協会 エコマーク事務局 基準課長代理  藤崎 隆志
     今回,エコマーク商品類型に消費者に非常に身近な革製品を取上げました。特に,従来 の「リサイクル」中心の評価から,化学物質溶出量の検査,長期使用設計の有効性に目を 向け,基準策定が行われました方針とその課題をご紹介します。また,今後,革製かばん 以外の革製品を選定する際における方針,制度の概要,認証手続きの注意点,費用なども 併せて述べさせていただきます。
     
  ○質疑応答(11:40〜12:00) 20分
   
   
  A 革・革製品の環境講習会;13:00〜17:00
    “革・革製品のライフステージから見た環境負荷の現状”
   
  「皮革・皮革製品の廃棄・リサイクル技術の動向と変化」 (13:00〜13:50) 50分
(社)日本皮革産業連合会 部長  宝山 大喜
     皮革廃棄物としては,鞣製業,製品加工業,流通業から出る一般事業のものと家庭からの一般ゴミに別けて,リサイクルあるいは処理方法について述べます。
     
    休憩(14:40-14:55)
     
  「製革に使われる三価クロムの特性と取扱い方」 (14:55〜15:45) 50分
皮革消費科学研究会 会長  中村 蔚
     現状,成牛革の85%はクロム鞣しが行われ,鞣しには安全なクロム(三価クロム)が使用されていますが,時として三価クロムのごく一部が有害な六価クロムに変換され,問題となります。この変換は異常反応ですが,この危険をさけるために革・革製品を取扱う全ての方々に分かり易く,取り扱い方を解説します。
     
  「硬式野球ボールのライフサイクルにおける地球温暖化への影響の把握」(15:45〜16:35)50分
ミズノ株式会社 技術開発部 主任技師 粂 和弘
     京都議定書での日本の目標達成(1990年比6%削減)は,2008年より始まり,地球温暖化対策には非常に関心が高くなっています。皮革など天然素材が主体の硬式野球ボールで地球温暖化への影響を低減するために, LCA 手法を用いてライフサイクル(素材調達,部品製造,ボール組立,ボールの使用,廃棄)における地球温暖化への影響を把握して,今後の商品開発に役立てる計画などを紹介します。
     
  ○質疑応答(16:35〜17:00) 25分
   
〔申込方法・振込先及び問合先〕
  1.郵便振込みでお支払い下さい。
 郵便振替口座記号番号:00990-4-129451
  (加入者名)日本皮革技術協会

2.振込証を下記申込書の下に添付コピーし,FAXまたは郵送でお申込下さい。

          『申込書』はこちらをクリック

3.郵送先・問合せ先
 〒670-0964 姫路市豊沢町129番地 あさひビル4階
 日本皮革技術協会 講習会係(月・水・金のみ)
 TEL/FAX 0792-84-5899  E-mail;nihigi@extra.ocn.ne.jp

4.注意点:当日参加はお断りしますので必ず事前にお申込下さい。
  開催1週間前に参加証を送付します。
 代理出席される場合はお名前をご記入して受け付けてください。